どもども、ネコライダーです。
今回はバイク用ヘッドライトについて語っていきます。
とはいえ、アイキャッチの画像は車用ですがw
ヘッドライト、またの名を前照灯。
特に夜間の走行の補助をする電器のことです。
点灯しなければ、整備不良になります。
ヘッドライトをつけないで走行することは非常に危険です。
って、このブログの読者様はそんなことわかっていますよねw
ヘッドライトにはいくつか種類があります。
ヘッドライトについて、私が知りうることを
語っていきたいと思います。
バイク用ヘッドライトの種類
「バイク用」と記述しておりますが
大まかには車用とあまり変わりません。
ヘッドライトの種類に関してはですが。
バイク用のヘッドライトは基本的に振動に強く
値段も少し高く、厳しい環境下の使用が想定されて作られているので
耐久性もあります。
車よりも振動にさらされること
そして、湿気を帯びやすいので
ヘッドライトを交換する際は
必ずバイク用を選択しましょう。
灯具の光を発する部分に違いがあり
厳密に言えば灯具を固定する形状にも様々な種類があります。
今回は形状に関しては省略させていただき
光源の部分について語ります。
ハロゲンライト
昔からヘッドライトと言えばコレ。
画像は少しホコリが付着していますが
気になさらずに。
装着する際は必ず清掃します。
ハロゲンガスという気体が
ガラス管の中に封入されていて
フィラメントというバネみたいにクルクルしている形状の
金属に電気が通り、発熱して
それが光源となります。
昔ながらという言葉以外見つかりませんが
ボヤっと照らされるのが特徴です。
車用ヘッドライトで、社外品のものですと
~K(ケルビン、色温度のこと)と表示されていて
高効率バルブなんていうものもあります。
ケルビンという単位の数字が大きければ大きいほど
黄色→白色→青白色みたいな感じで
極端な話、暖色系から寒色系に変化していきます。
こちらについては後述します。
ヘッドライトはH4という形状のタイプでは
12V60/55Wという消費電力です。
昔の車のヘッドライトレンズはガラスだったため
ハイワッテージという消費電力そのものを高めるキット
そしてバルブ(100W/90W)が存在したのですが
それを現在主流の樹脂レンズでやってしまうと
変質の原因になったりします。
そして昔の車のヘッドライトユニットの後方は
広くて放熱性にも優れていましたが
現在の車のヘッドライトユニットの後方は
狭いものが多いです。
ハイワッテージのものに関しては放熱性の問題もあり
実質不可能となっています。
それを135W/125W相当に光らせるバルブを
高効率バルブと言います。
明るさを重視しているためか
純正のヘッドライトよりも寿命が短いです。
色温度に関してはバルブそのものに色が付けられて
色調を行っているといった具合です。
白っぽく光るだけで
実際は明るくなっているわけではありません。
視認性で言えば、夜道は白い方が見やすいですけど。
HIDヘッドライト
HID(High Intensity Discharged lamp)
もしくはキセノン、そしてディスチャージライトとも言われます。
HIDはバーナーと言われるガラス管の中で
アーク放電を起こしてそれを光源としています。
※現在所持しているバイク、車にHIDがついていないので照射イメージはありません。
H4の場合、消費電力が35Wにも関わらず
かなり明るい光量になります。
ひと昔前までとても流行ったカスタムですね。
車は純正でHIDを採用しているものもありました。
点灯直後は光源が安定しないので
いつもより暗いのですが
30秒~1分くらいで光源が安定し
明るくなります。
私はこの点灯の瞬間が大好きで
前までは好んで、HIDをつけていました。
純正がハロゲンライトだと
専用のユニットを組まないといけないこと
そして、光の飛び方が変わるので
リフレクター(ヘッドライトユニット内部の反射板)からの照射角度が変化するので
車検には通らないことが多いです。
そして大体、対向車は眩しく感じてしまいます。
ロービーム(走行用前照灯)で走行していても
パッシングを喰らうことが多いです。
そしてハロゲンライトの部分でもありましたが
K(ケルビン、色温度)の単位もあります。
純正だと4000Kとなっており、少し暖色気味ですが
やや白めな光になります。
社外ユニットはバラストとバーナー
イグナイターというもので構成されています。
オールインワンHIDなるものもあります。
取付はオールインワンではないものに比べて
格段に楽になりましたが
後方スペースが多少広くないと干渉します。
オールインワンでなければ
取付に多少の知識が必要になります。
要するにポン付けではありません。
LEDヘッドライト
LED(Light Emitting Diode)は
いわゆる発光ダイオードです。光源そのもの!
最近の主流ですね。
省電力、長寿命で
とても明るいという現状最強のライトです。
上記も含め、照射イメージがわかりにくいですね。
場所が悪かったです。すみません。
LED自体はほとんど発熱しませんが
電源や発光部周辺に熱を持ちます。
とくに電源部分には冷却ファンが付いているものもあります。
ファンレスというものもありますが
電動ファンがついていないかわりに
大きい放熱フィンがついています。
個人的には冷却ファン付きの方が
省スペースで長寿命なので大好きです。
こちらは点灯直後からハッキリと明るいです。
HIDと違い、いきなり安定した明るい光量を得られるので
今、ハロゲンライトからカスタムするならLEDがおすすめです。
ちなみにこちらもK(ケルビン、色温度)が存在しますが
種類は少ないです。
黄色と白と青白いタイプしか見たことがありません。
他にもあれば教えて下さい。
ケルビンとは
さて、先ほどからちょくちょく出てくるワード
K(ケルビン)。
色温度の単位のことです。
低ければ黄色っぽくなり
高ければ白や青白くなっていきます。
ケルビン数が大きいほど明るいわけではありませんので
ご注意ください。
上の画像はXJR400のものですが
こちらはハロゲンバルブです。
そしてバルブが黄色いのではなく
ヘッドライトレンズそのものが黄色いタイプなので
色温度はイメージですw
色温度が5000K~6000K相当はこんな感じです。
こちらもイメージとして下さい。
一般的に黄色は雨の日などが見やすいです。
理由はセンターラインが濡れていると
白い街灯の影響で光って見えるので
相殺されるのか、白色のヘッドライトだと見にくいです。
なので車だとフォグランプには黄色がおすすめです。
逆に白色だと
夜間の道(晴れている時)の視認性は
抜群です。
特に山道だとなおのこと効果を実感できることでしょう。
最後に
ヘッドライトの光源の種類をおさらいです。
・ハロゲンライト
・HID
・LED
下にいけばいくほど高性能と覚えてもらって大丈夫です。
そして、購入したバイクのヘッドライトユニットの後方に
少し余裕があるのならば、LEDへの交換はオススメです。
HIDのような複雑なユニットはないので
「ほぼ」ポン付けみたいなものです。
私がバイクのLED化をした時は
H4形状の口金が合いにくかったので少し苦労しましたが…
夜に点灯したら感動したのを覚えています。
安いものも出回っていますが
少し値段が張っても
なるべく車検対応のものを選択しましょう。
250cc未満のバイクは安いものでも気にしなくて大丈夫です。
大きい声では言えないけどねw
ヘッドライトを明るくカスタムして
夜間の走行も安全運転で行きましょう!