どもども、ネコライダーです。
皆さんバイクライフをエンジョイしていますか?
日常点検、していますか?
バイクはガソリンという食べ物を食べ
オイルという血液が流れた生き物。
我々人間と同じように、日々のメンテナンスが重要になります。
日常点検と言っても難しく考える必要はありません。
大きく分けると7項目です。
- エンジンオイル
- バッテリー
- ガソリンの量
- タイヤの状態
- ブレーキの効き
- 灯火類
- 取付部品のガタ付き
項目自体は他にもありますが
日常点検ではなく、半年
または一年点検の項目などもあります。
それらを毎日見るのはとても手間です。
なので最低限、日常的に
見れそうなものを抜粋いたしました。
目次
バイクの日常点検(メンテナンス)は超重要
7項目の説明の前に、何故メンテナンスが必要なのか。
我々人間と同じ、生き物と思っていただいても過言ではありません。
バイクとは言いましたが、原付や車もです。
しっかり手入れをしないとめげますし
メンテナンスを怠ると事故にも繋がります。
人間だって、体調が悪くなって
ほったらかしにすると再起不能になる部分
もしくは命に関わってくることもあります。
それはバイクにも言えます。
重大な損傷をしてしまうと、その心臓(エンジン)では走行不能になったりします。
そうならないためにも日常的に
点検をするクセをつけましょう。
日常点検はバイクに乗る儀式として
取り入れましょう!
エンジンオイル量や汚れをチェック
まずはエンジンオイルの点検です。
エンジンオイルはエンジンの冷却や
潤滑を担っています。
我々人間でいう所の血液です。
血液は潤滑の働きをしませんが
あくまで例えってことで。
ここではエンジンオイルの量や
汚れ具合をチェックしていきます。
エンジンオイルの量が少ないと
エンジンの焼き付きを引き起こす可能性があります。
エンジンオイルが汚れていると
燃費の悪化やエンジンの寿命の低下などが
起きてしまいます。
では、エンジンオイルの点検の方法を説明します。
「オイルレベルゲージ」とは
エンジンオイルの量や汚れ具合を
チェックするためについている
棒状のものです。
画像では見にくいですが
このオイルレベルゲージの場合
網掛けの部分の上部が上限
下部が下限となります。
ちなみに下限を下回ると
エンジンの焼き付きなどを引き起こし
最悪の場合エンジンが壊れます。
上限を上回ると
エンジンオイルを燃焼してしまい
白煙が出てしまいます。
あとは量が多すぎるが故に
機械的に回転する部分などに負担をかけてしまい
その部分の寿命が短くなってしまいます。
水色の紙ウエスを使用していますが
白色の紙ウエスの方が圧倒的に見やすいです。
もし紙ウエスがなければ
キッチンペーパー、ティッシュ、古いタオルなど
なんでも代用がききます。
エンジンオイルの汚れは
茶色透明→茶色→こげ茶色
といった具合に変化していきます。
※エンジンオイルの種類により、最初の色は異なる場合があります。
オイルレベルゲージは車体から外してすぐだと
エンジンオイルの正確な量がわかりにくいです。
1枚前の写真でも全体的に濡れていて
量がわかりません。
そんな時には一家に一本「パーツクリーナー」!
一家に一本かは置いておいて…
パーツクリーナーを吹き付けて
タオルやウエスなどで拭き取ると
オイルレベルゲージがカラッカラに乾きます。
そして差し込む!!
上部がネジ型になっているレベルゲージは回さずに
差し込むだけです。
はい、ご覧の通り量も正常ですね。
バッテリーのチェック
本当のところを言うと
バッテリーの点検というのは
専用の機械や比重計というものを用います。
日常点検では機械などを用いてももちろんいいのですが
普通は持っていません。
では何をチェックするのかというと
エンジンをかける時の
「キュルルル!ブオン」の
「キュルルル!」の部分です。
これはセルモーターという部品が回転する時の音なのですが
バッテリーが弱くなると
あからさまに弱々しい音になります。
「キュル…ルル…ル…」みたいな感じです。
文字だととても伝わりにくいのですが
本当にこんな感じの音になります。
なので数値や見た目ではなく
音での判断になります。うーん難しい。
とはいえ、エンジンがかかる時なんて
常時耳にしているはずです。
「いつもと違う音」が聞こえたら
バイク屋さんに持っていきましょう。
あと、原付ならヘッドライトの光が弱くなったりします。
ウインカーの点滅が遅くなったりバラついたりもします。
ガソリンの量のチェック
ガソリンの量はガソリンメーターを見れば
一目瞭然ですね。
鍵を「ON」の状態にすると、針が動き出し
現在の目安の位置で止まります。
これこそ皆さんは毎回目にしますよね。
言われなくてもわかってるって!って感じですね、すみません。
タイヤの状態をチェック
タイヤの点検はそれこそ空気圧も重要ですが
外傷の有無や摩耗(すり減り)具合も重要です。
空気圧は月に一度程度で十分ですが
やたら減りが早い時などはこまめに
空気圧チェックをして
パンクを修理するなり、タイヤを交換しましょう。
毎日見るべきは外傷の有無、摩耗具合です。
異物が刺さっていないか
一周くらい見るのがベストです。
ブレーキの効き具合をチェック
ブレーキレバーを握ってみて、ふにゃふにゃしないか。
エンジンはかけずに足をついたまま
車体を前後させてブレーキが効くのか。
日常的に見れるものの中で特に重要です。
タイヤももちろん重要です。
原付、バイク、車は
「止まる、曲がる、走る」が大原則です。
一番前にある止まる
これこそが最も重要なのです。
何回も重要ってうるさいかもしれませんが
「重要」なのですっ!!
いずれ詳しく書く予定ですが
ブレーキパッドやブレーキライニング…
ブレーキを効かすための摩耗材の残量は
半年、一年点検時にしっかり見ましょう。
外から見やすいブレーキパッドなら
ハンディライトなどで照らしながら見てみると
わかりやすいです。
灯火類のチェック
灯火類とは、電球によって光っている部分です。
ヘッドライト、ウインカー
テールランプやブレーキランプが
それに該当します。
ヘッドライト、ウインカー、テールランプは
エンジンをかけて自分自身で見ることがカンタンです。
ブレーキランプは窓ガラスや
鏡を利用して見てみましょう。
夜ならそれらがなくてもわかりやすいですね。
あ、上の一文は私のような
孤独なライダー向けですよ。
パートナーがいる場合は
その方に直接見てもらいましょう。リア充b…おっと。
ガタ付きをチェック
ここでいうガタ付きとは
取り付けた部品類のガタ付きです。
もしくは脱着をしたことがある部品などです。
毎回規定のトルク(力)で締めてるから
問題ないよという方はそれでもいいですが
増し締めはしていますか?
一応ガタ付きをチェックした方がいいですよ。
バイクは振動が激しいので
実はネジ類が緩みやすいです。
気が付いたらカウルのネジが一個ないとか
意外とありませんか?
もちろん付け忘れの可能性もありますw
チャンバーを交換した時に締めたのに
緩んで脱落したことがある私が言うんだから
説得力はあるはずですw
はい!ということで
今回は日ごろのメンテナンス及び日常点検について
解説してきました。
これらを抑えていれば
絶対安全!というわけではないですが
ある程度は安心できます。
ていうか最低限はしてください。是非!
バイクに乗る時の儀式であり
公道を走行する時の礼儀です。
くれぐれも事故には気を付けて
快適なバイクライフを満喫しましょう。
ほなね!(関西弁でバイバイ的な)