どもども、ネコライダーです。
バイクを趣味とする方の中に
改造を楽しむという方もいることでしょう。
かくいう私もそうです。
今回は私が感じた、バイクを改造することによる
メリットとデメリットについて解説します。
私自身のバイク歴(原付含む)は
およそ20年。
まだまだわからないことが多いです。
しかし20年もバイクに乗っていると
それなりに見えてくるものがあります。
これから改造を楽しもうと
考えている方に特に読んでいただきたいです。
バイクを改造するメリット
バイクを改造するということは
走行に関することや見た目が変化するということです。
バイクの改造は
いわゆる自己満足になります。
しかし、それがいいんですよね。
他に見ない仕様にしたり
目立つことにより声をかけられたりで
人付き合いの輪が広がったりもします。
おまわりさんに声をかけられることも
多々ありますがw
それは改造の内容によります!
灯火類を改造するメリットとデメリット
灯火類とはブレーキランプやヘッドライトなどを指します。
20年前くらいは色が少し変わる程度の
ハロゲンライトの交換が主流でした。
しかし今やそれは時代遅れ…
LEDという明るくて長持ちするバルブへの交換が熱いです!
といってもこちらもかなり前からありますが…
灯火類を改造するメリット…
- 点滅時にメリハリがある
- 同じ消費電力でも明るい
- 球切れを起こしにくい
光り方にメリハリが生まれる理由…
ハロゲンライトは電球の中にハロゲンガスを充填して
フィラメント(金属がクルクルっとなっているところ)と呼ばれる部分に電気を流して
発光しています。
フィラメント部分は電源を切ったときに
光→赤い→消える
といったように段階的に消えます。
一瞬では消えません(とはいっても早く消えますが)
LEDはフィラメントを利用せず、LEDチップが発光しているだけなので
一瞬で消えます。
イメージとしてはパッとついてパッと消える!
みたいな…ちょっとわかりにくいですかね?
灯火類を改造するデメリット…
デメリットはその品数の多さです。
LEDバルブは本当に沢山の種類があります。
中には粗悪品も混じっており、そういうものに交換してしまうと
早い段階でちらつき(たまに点滅すること)などを起こし
切れてしまったり
内部ショートを起こして車体に不具合が出たりします。
ハッキリ言って安かろう悪かろうです。
少し奮発が必要なところもデメリットかもしれません。
吸排気系統を改造するメリットとデメリット
吸排気系統とは、ざっくり言うと
吸気がエアクリーナー
排気はマフラー、チャンバーです。
吸排気系統を改造するメリット…
- 音がかっこよくなる
- パワーを得られるものもある(要セッティング)
- 見た目がかなり変わる
- 乗り味(加速や最高速など)が変わる
乗り味が変わるに関しては良くも悪くも、です。
音に関してはもう言う事はありませんよね。
純正マフラーは消音剤がギッチリ詰め込まれているので、とても静かです。
もちろん車検も通りますし、穴が空いたりしていない限り
整備不良で違反キップを切られることもありません。
純正マフラーは、その静かさから
細い路地での急な飛び出しに遭遇しやすいという、重大なデメリットがあります。
(私の友人も純正マフラー装着車で子どもと接触事故を起こしてしまいました)
吸排気系統を改造するメリット…
- とにかく燃費が悪くなる
- 音がうるさいものもある
- 低速域がスカスカになって加速が落ちることがある
- キャブレターのセッティングが必要になる
- 規定音量を超えると違反キップを切られる
- 危なそうな人に追いかけられる
社外マフラーに変えて、燃費が向上したという話を聞いたことがありません。
ある方は教えてくださいw
音が大きくなるものがほとんどです。
もちろん程度がありますので、最初からうるさいものもあれば、静か目のものまであります。
基本的に作りがよく、高価なものであれば大体は心地よい音になります。
排気効率を考えすぎた故なのか!?
低速域の加速が悪くなります。
言葉で説明するのが難しい気がしますが
出だしがアクセル開度にしっかりとついて来てない感覚です。
もしかしたらここはセッティング次第で改善するかもしれません。
原付はセッティングで改善したことがあります。
特に単車はショート管に交換したら低速がスカスカにw
めちゃくちゃ抜けが良いんでしょうね。
キャブレターのセッティングが必要になりますが、ここは素人がいじると本当にロクな目に合いません。
おとなしくバイク屋さんに任せるか
マフラーを交換しないか
あえて挑戦するかです。
おもしろいのですが、沼ですw
乗り味や、加速感、最高速、音に至るまで
セッティングで大きく左右されます。
違反キップに関しては、不正改造の検問や
運悪く白バイさんに貼り付かれた時くらいでしか切られませんが(これに関してはあまり信用しないでくださいw)
94デシベルを超える音量だとアウトです。
あと直管(消音機構ナシ)は普通に捕まります。
音がうるさいとガラの悪い人に追いかけられたりします。
ブンブン吹かしていなきゃそこまで言われませんが
気を大きくしてブンブンしていて
たまたま近くにガラの悪い人がいたら…
「うるさい」というド正論で
怖い人に注意されます。
こうして見てみると、デメリット多いですねw
なにせ怖い人にも、おまわりさんにも
追いかけられる可能性がありますからね!
エンジンを改造するメリットとデメリット
エンジンとは部品の集合体なので
ここでは一括りに書いています。
わかりやすい例えで言うと、ボアアップなどが該当しますね。
ボアアップとは、ボア(シリンダーの内径)
そしてそれに合わせてピストンも大径化して
排気量をアップさせることです。
ボアアップキットを購入して、既存のコンロット(ピストンがついている金属の棒)に
デカいピストンとシリンダーを差し込むという感じですね。
4ストバイクの場合はカムシャフトもキットに含まれます。
エンジンを改造するメリット…
それはパワーが出る一択です。
単純に排気量が上がると、発生するパワーも大きくなります。
それはもう、とてもデンジャラスな加速感です。
当たり前ですが同じ排気量のバイクと比べることが愚かですw
あと、モンキーやゴリラのような
ホンダの横置きエンジンは吸い込み音がとっても大きくなります。
エンジンを改造するデメリット…
- やたらお金がかかる
- 混合ガソリンにしなければいけない(ことが多い)
- エンジンの寿命が減る…
もちろんボアアップキットも高いですが
ボアアップすることにより
エンジンの関連部品を色々と交換する必要が出てきます。
例に挙げると、4ストバイクではエンジンオイルを圧送するための
強化オイルポンプに交換した方がいいこと。
キャブレター車はビッグキャブレターに
交換しなければいけないこと。
あと、2ストバイクのボアアップの知識は
とても浅いので間違っていたらまた修正いたしますが
2ストバイクにビッグキャブレターをつけると
基本的に混合ガソリンにしなければいけないです。
分離給油ができるタイプがあるのですが
スーパー面倒らしいので、かなりの確率で
混合ガソリンにしなければいけません。
混合ガソリンと言っていますが、給油の際に
エンジンオイルを混ぜて給油します。
友人は別容器で混ぜて給油していました。
毎度の給油で混合ガソリンは
しかたがないこととは言え、手間ですね。
あとはパワーの引き換えにと言いますか
エンジンへの負荷が大きくなるため
エンジンの寿命が短くなりがちです。
これは抗えぬ運命ですね。
ボアアップしてもゆ~っくり走行を続ければ
そこまで短命ではないかもしれません。
以上、簡単ではありますが
バイクの改造のメリットとデメリットを紹介していきました。
今後、バイクをカスタム(改造)しようかなとお考えの方は
是非参考にしてください。